入れ歯(義歯)について
- 歯の健康は、私たちが思っている以上に、
日常の生活に密接に結びつき、その生活の質を大きく左右します。
- むし歯や歯周病で歯が病気になったり、抜かなくてはならなくなると、噛むことがとても困難になります。しっかりとしたかみ合わせがなければ、食事を取ることが難しくなります。
- かみ合わせは、全身の健康の為にはとても大切な要素です。
- 噛めなくなると、脳の機能への影響や頭痛や肩こりの原因になるともいわれています。入れ歯の治療を行うことで、噛み合わせがよくなり、しっかりと咀嚼をできるようになった結果、口の運動につながり、おしゃべりもできて生活に活気が出たという例は少なくないのです。
入れ歯(義歯)の作成について

- しっかりと噛む・話すためにお作りします
- 自然な噛み合わせや体質などにも配慮し、人口歯の本数によって数回、治療回数を重ね、出来る限り違和感を感じにくい入れ歯をお作りします。また作成後の「入れ歯の調整」も作成と同じくらい大切です。実際に使用してから感じる違和感や痛みなど調整を重ねることでご自身のお口にさらに合うようになっていきます。
総入れ歯と部分入れ歯

- 総入れ歯 (総義歯)
- 大部分の歯が失われた場合に用いるタイプです。総入れ歯は吸盤のように口の中で密着します。「総入れ歯には違和感がある」というイメージをお持ちの方もいますが、現在の総入れ歯は大変精巧になっていて違和感なく噛むことでき、食事も問題なく楽しむことが出来ます。

- 部分入れ歯 (部分義歯)
- 失われた歯の周囲に支えとなる歯がない場合や、ブリッジ治療を避けたい場合に用います。上下ともに健康な歯が一本でも残っていることが条件となります。取り外し式の部分入れ歯を歯肉の上に直接置き、周囲の歯にクラスプ(金属のバネ)で固定して噛めるようにします。